引戸の家

  • 玄関廊下。寝室との境の壁を全て引戸とした。

  • 引戸を開くと寝室側の窓から廊下まで採光することができる。

  • 引戸の開け閉めで家族とのつながり方を調整することができる。

  • 庭に面したLDK。

  • リビングのコーナーには引戸で仕切れるワークスペース。

  • ガラス引戸のワークスペース。

  • LDK夜景。

作品紹介

『つながりつつ離れられる家』
 築18 年(当時)のマンション住戸改修プロジェクト。
 日本の建築には昔から引戸が多く用いられてきた。日本の建築には縁側空間があり、日本人は雨戸や障子といった引戸を活用し、外部の自然や人との繋がり方をコントロールしながら暮らしてきた。このように外部環境との繋がり方をコントロールする装置を、集合住宅の住戸内でも活用することはできないだろうか?そんな考えから改修プランを検討した。
 寝室と廊下の間の壁を撤去し、10 枚の連続引戸を挿入した。引戸は開き戸と違い、開いても閉じても邪魔にならず、少しずつ開け閉めでき、周辺環境との繋がり方を調整することができる。これにより、廊下まで自然採光したり、子供の成⾧や気分に応じた使い方ができる、自由度の高い空間とした。
 施主は子供の様子を見ながら在宅ワークできる環境を希望され、リビングに面してガラス引戸でワークスペースを仕切った。家族の様子を見守りながら引戸の開閉で音の繋がり方を調整できる。
 限られた空間でも、そこで過ごす人同士が様々な距離の取り方を選択できる。家で寛ぎ仕事もする、これからの住まいのあり方を実現した。

作品データ

所在地: 千葉県 市川市

延床面積: 84㎡

施工会社: RINZ

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