径のある住まい

作品紹介

昭和後期に宅地造成された北側の私道に接する旗竿敷地でありながら、南面の遊歩道にも接するという、特殊な敷地(環境)を活かした計画です。

計画地の南面の遊歩道と北面にある私道を、敷地内のピロティや小径、室内の路地的空間()へ延伸させることで、地域との接点や、室内から道/径への視線の抜け感を生み出します。

また、周辺地域の微気候を検証し、この道/径に面する窓から、太陽の光や熱、通風を効果的に獲得するパッシブハウスとなります。

屋内外の木材の架構は、杉製材のあらわしとしつつ、室内仕上げは、無垢フローリング、珪藻土、ラワン合板、シナ合板、コンクリートなど、素材(素の材料)のまま生かすことにより、木造らしさ・素材の持つやわらかさを表現しています。

作品データ

所在地: 埼玉県

延床面積: 78㎡

作品集

物件

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