• 物件
  • 物件

株式会社リオタデザイン

単なる“間取り”、単なる“デザイン”だけでもない。

すべてが溶け合い,調和した秩序や道筋をそこにつくりたい.


住所: 埼玉県志木市本町6-21-40-1F

TEL : 048-471-0260
E-mail :riota@riotadesign.com
URL : https://www.riotadesign.com/

作品集

物件

■ 暁の家

■ 路地の家

■ かざみちの家

■ 西荻の家

■ 隅切りの家

敷地は綾瀬川沿いの土手に隣接し,眼前には桜の巨木を臨み,...

■ 大和田の家

本計画は歴史あるお寺の境内に立つ,庫裏の計画です.庫裏と...

■ 路地の家

敷地には2面の道路があり,特に南側はすれ違うのもやっとな細...

プロの住宅レシピ

プロの住宅レシピ

■ 暮らしの声が空間を整えていく──洗面所という“生活の器”

暮らしの “こうだったらいいな” を、ちゃんとかたちに。

「タオルをちょっと置ける棚が欲しいなあ」
「このへんに仮干しできるスペースがあると助かるんだけど…」

そんな日常のささやかな“つぶやき”が、建築家・関本さんの設計では、しっかり図面に落とし込まれていきます。 関本さんは、住まい手の“言葉にならない本音”をすくい取る達人。 新築やリフォームの打ち合わせで、多くのご家庭が密かに願っているのはこんなこと。 「これを機に、スッキリ片付いた暮らしを始めたい」 「今度こそ、ちゃんと整った家にしたい」

でも気合いだけで毎日きれいに保つのは、正直むずかしい。 『でも、大丈夫です。皆さんそうおっしゃいますが、実際にはちゃんと片付いてますよ。私たちが“何をどこに置くか”まで考え抜いていますから』と、関本さんはいたずらっぽく笑います。

関本さんの家づくりは、収納をどーんと用意して「ご自由に」では終わりません。 洗面台の裏やタオルの仮置き場、ピンチハンガーの位置まで、すべてが最初から計画済み。 動線に馴染んだ設計だから、気づけば自然と片付いているのです。 中でも人気なのが、“無印良品規格”での収納設計。 「この商品をこの数だけ買ってください」とリスト片手に、お施主様は無印でお買い物。 引き渡しの日には、棚にも引き出しにもクリアケースがぴたりと収まり、入れるものまで決まっているという気持ちよさ。

たとえば洗面室の収納棚。扉を開けると、A4ファイルボックスが2つぴたり。 このボックスがハンガーの収納にぴったりだというのも、奥様方の“生活の知恵”から生まれた発見です。 作業台の上で洗濯物を畳みアイロンを。壁にはピンハンガーを一時かけておけるフックも完備。 「手の届く範囲に置き場所が決まっていれば、いちいち物を探して動くことも、移動して片付けることもなく散らかりません」 と誇らしげに笑いつつ、『でも“自分で決めたい派”には踏み込みませんよ』とお茶目に微笑みます。

暮らしの姿勢が一番素直に映るのは、水まわりかもしれません。 その空間を、まるで家事の相棒のように頼れる存在にしてくれるのが、関本さんの設計です。『奥様の気持ち、けっこうわかってるでしょ?』と、にっこり楽しそうに。